著者のからあげさんは情報発信を20年以上続けている方です。情報発信について書かれた本はインフルエンサーを目指したり、収益で稼いだりする目的の内容が多いですが、そのような内容とは異なり
- なぜ情報発信するのか
- どうやって情報発信を継続するのか
という点に焦点を当てています。
特に印象に残った文章があります。
つまり継続的に情報発信するだけで、1万人に1人というレア人材になれるのです。
継続的に発信することで得られるメリットは少し考えただけでも
- 賞賛される
- 人や仕事を紹介してもらえる
- お金が手に入る
などが挙げられます。批判や炎上のリスクもあるが狙って行動しない限り毎回批判をされるようなことはないと思います。
また、例えばAIに詳しい人と一言でいっても大勢の人がいます。
誰が1番詳しい、偉いというのは重要ではなく、競争に勝つのも容易ではありません。複数分野のスキルや知識を組み合わせることで、1つの分野では一番になれなくても「それなりに詳しい人」として認知されることができます。
さらに行動を起こして成功する人も特徴があります。
下にいくにつれて何人かに1人の割合になってきます。「あるアイデアを思いつく」のが100人だとしても「行動を起こす」のは1人、「行動を起こす」のが100人だとしても「行動を継続する」のは1人になるといった感じです。「競争を勝ち抜いたから成功した」というよりも「いつの間にか競争相手がいなくなっていた」というような状況になることがあります。
まとめ
「好きこそものの上手なれ」「継続は力なり」という言葉があります。誰でも最初は初心者で上手い下手はある。辞めることは簡単だが成長はそこで止まってしまいます。情報発信をする上で一番大切なのは「好きなことを楽しむ」ことだと感じました。